62飛

家から駅までの平坦な道のりをただただ歩いている時に
ふと「どっこいしょ。」と言葉が漏れた。
段差もなく障害物もなく傾斜もない平らな道を歩いているだけなのに出た言葉に自分を疑う。
「どっこいしょ。」の一歩前も一歩後も「どっこいしょ。」の一歩と何ら変わりない真っ直ぐな道。
一体、何に対しての掛け声なのか全く不明。
今年もまた一年そんな自分と付き合ってゆく。