やっぱり月曜日

さっきまでの強風、
絵本の擬音の様な「ピューピュー」という音を立てていた。

昨夜何気なく聞いていたラジオで、ゲストの方の口癖が「やっぱ」だと数秒で気付いた。
話の9割が「やっぱ」だった。
口癖の域を超えていた。
最初の「やっぱ」に喰い気味に次の「やっぱ」を言っていた。
「やっぱ」の入れ食い状態だった。
「やっぱ」を無差別に乱射していた。
「やっぱ」がピストルの弾ならば、ラジオ局の人があっという間に皆殺しされていたことだろう。
その人が立ち去った後にはブース内に「やっぱ」が散乱し、
自分が吐き捨てた「やっぱ」に足を取られて転んでいたかも知れない。
・・・「やっぱ」ではなく、「せっぱ」と言っているとしたら、
どこかで誰かが先に「そもさん」を連射しているのかと思うと怖くてラジオを消した。










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いちにちしごと

で、大腸の内視鏡検査を受けた。
結果、問題はなかった。
まず良かった。それは良かった。
だが、問題は下剤だ。
2リットルの下剤だ。
量が問題ではない。味だ。味が問題だ。
下剤による腹痛は全く無かったが、味だ。味が問題だ。
不味いスポーツドリンクの様なもんだと聞いていたが違った。


プールの水ににがりを大量に入れた様な味だったんだ。


飲み込めない。
液体が飲み込めないのだ。
無理に飲もうとすると吐き出しそうになるので、チビチビと飲み進めた。
そりゃぁもう高いお酒を舐めるが如く、チビチビとやった。
看護師さんに「氷を入れると少し飲みやすくなるわよ。」と言われ試すも、
冷えたプールの水ににがりを大量に入れた味だ。
もうこの戦いに負けてもいいとさえ思った。
ケネディを暗殺したのは私ですと白状するところだった。
チビチビ飲んでは、口直しにお茶や水をグッと飲むを繰り返し、
飲みきるまでに3時間掛かった。
口直しのお茶とお水も2リットル強飲んだ。
3時間で、4リットル強の液体を飲んだことになった。

全て終わり解放されたのは16時半だった。
他に7人に患者さんが居たが、最後になってしまった。
下剤劣等生の私だ。
そんな下剤劣等生の私と同じく苦労されている方も居たが、皆様順調で早い人は13時半には全て終わっていた。
「ゴルゴ13」をふらっと読みに来て帰った感じの人も居た。
個人差よ。

原因が大腸になかったので、次は胃カメラと言われた。
その話は今は考えたくない。予約は入れたが。
予約は予約だ。

内視鏡検査自体は、特段の苦痛もなかった。
どんどん奥に進んだり、曲がり角などでは少し圧迫痛の様なものもあったが、あの下剤を飲む苦痛に比べれば。
内視鏡検査前の注射も痛かったが、あの下剤を飲む苦痛に比べれば。
飲み込めないもの第2位だ。
第1位は「おから」だ。
下剤は辛うじて吐かずに飲み込んだが、
おからは飲み込めない。
おから最強。










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そこかしこ

寒くなってきて嬉しい。


先日の台風では、強風に突き飛ばされ地面に手をついたが、擦り傷程度で済んだ。
あのビル風では、「三匹のこぶた」の堅牢な三軒目の家も吹き飛ばされることだろう。


週末、『スヌーピー展』へ。



原画を観ることが、こんなにも刺激になるとは。
行って良かったなぁ。
グッズもまぁ買った。


その後、恩師と食事。
相変わらずのパワフル。
元気が出た。


昨日は姉と、デザイン・フェスタへ。



客足が少なかったような気が。
色々なものを見慣れてきてしまった感がある。
もっと違ったものを見たい。
グッとくるものが無い中、ひとついいものを購入出来て少し心休まる。
私もグッとくる面白いものをつくろう。










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土曜日

知り合いが犬を飼ったと聞いたなら、
どこで拾ったのかを聞いて、
ひとしきりその話をしたいのに、
近所を散歩している犬を見るにつけ、
そんな会話はもう出来ない時代なのだと淋しくなる。



先日お医者に受診予約を入れて頂いた科はとても混むので、
1時間前に病院に来ると良いと言われた。
なので、1時間前には受付も済ませ待つ。
そして、予約時間の1時間後に順番が来た。
診察は無く、次回の検査日程を決めただけで終わった。
2分程度。
210円。
病院ってそんなところだ。
それにその検査は大変混み合っており、最短で1ヶ月半後。
通院は忘れた頃にやってくる。











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