妖精

尖っちゃた樹脂の縁をヤスリで削る作業をした。
指先にかなりの力を長時間入れていた為、明日は指先と手の平が筋肉痛になっていそうだ。
この作業を毎日やると、フォークが投げられるようになるかも知れない。

小さな作品、花一輪と人。
花を背負った様が、妖精のように見える。


「冷凍食品を4割引にしてくれる妖精」
「百円の自動販売機の場所を教えてくれる妖精」
「折りたたみ傘をうまくしまえるようにしてくれる妖精」
「駅のトイレの場所を全駅把握している妖精」
「割り箸を上手く割れるようにしてくれる妖精」
「伸ばした襟足を切り揃えてくれる妖精」
「迷惑メールを阻止してくれる妖精」
「蚊と戦ってくれる妖精」
「靴紐が解けないようにずっと押さえてくれる妖精」
「尖っちゃた樹脂の縁をヤスリで削ってくれる妖精」・・・これはどうやら居ないようだ。