単位

勤め先の女性社長が「スポーツジムに滅多に行かないからやめようかな、今まで行かなかった月会費を合わせたらタイ旅行へ行けたよ。」や、
「今週のtotoもかすりもしなかった、今まで費やした分でプーケットに行けたのに。」や、
「年末ジャンボ買う?でもなぁ〜当たらない宝くじ買うより、その分でベトナムの方がいいかな。エジプトもいいな。」などなど、物事の判断基準が【(暖かい国への)旅行】だ。

そういう私も、はずれた宝くじを手に「これで、野球3試合は観に行けたのに。」や、
「この分で、映画観てパンフレット買ってお茶も出来たのに。」と言うように、
単位が【野球観戦】もしくは【映画鑑賞】だ。


人はそれぞれ『単位』を持っているようだ。
女性社長の単位は【旅行】で、最近はよく【タイ旅行】を口にするので、タイ旅行へ2回行けるだけのものなら『2タイ』で、
私の場合は『3神宮』もしくは『2劇場』ということだ。


お酒好きなら『2ビール(3発泡酒換算)』
愛煙家なら『ワンカートン』
ブランド物好きなら『2エルメスの3シャネル』
駄菓子好きなら『3ダースうまい棒
トランポリン好きなら『50跳躍』
仏像好きなら『8阿修羅に千手観音乗せ』
ライナスなら『(1)毛布』※1は、表示しない。
(画像は、ペパーミント・パティのペッツ)


人それぞれの『単位』を知ることにより、その人の金銭感覚や趣味もわかる。
履歴書に『あなたの単位』という欄を作ってみてはどうだろう。
初めて会う人に『ご趣味は?』と聞くのではなく、
これからは『ご単位は?』と訊ねよう。